- DICOMデータの3D化
DICOM(Digital
Imaging and Communications in
Medicine)は医学用のCT、MRI、超音波などの医用画像についてのデータ形式等の規約である。CCTLでもimg2mat関数を通してイメージデータを行列として扱うことが出来る。但しかなり限定的である。
http://149.142.216.30/DICOM_FILES/Index.htmlに様々なサンプルデータがあるがどれも大規模である。これをCCTLでレンダリングするのはかなり厳しい、実際にはCCTLの行列データはdoubleで保持している点と付帯情報のため例えば512x512x512くらいのボリュームデータではあっさりとメモリオーバーである。そこでどうしてもレンダリングしてみたい場合の方法としてVTKを使う方法があるが、ここではあくまでCCTLでレンダリングしてみたい。方法としては各スライスデータを画像として読み込み画像を縮小してしまう!!。そうするとデータサイズはぐっと小さくできる。サイズを小さくできればisosurfaceVoxel関数でレンダリング出来そうである。
使用データ
Modality: CT 16
File Size: 105 MB
Description: Abdominal CT angiogram acquired
on a 16 detector scanner in a patient with abdominal aortic aneurysm
(AAA)
画像サイズを0.1倍に縮小して陰関数曲面化 |
画像サイズを0.3倍に縮小して陰関数曲面化 |
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| こうして観ると概観をよく表しているので結構行けそうである。さらに解像度を0.7倍まで上げてみるとメモリにはぎりぎり収まって、
こんな感じでレンダリングできた。
※これら計算結果はWCCTLによって得られたものです
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